広島市は、市民、事業者、行政等が一体となって、脱炭素社会を築くことに向けて取り組み、2050年までに地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指します。
市民、事業者、行政等の代表からなる「ひろしま脱炭素まちづくり市民会議」を中心として、地球温暖化対策のキャンペーンを実施しています。
地球温暖化防止について皆さんに考えてもらうための冊子、動画やポスターの作成のほか、地球温暖化について知ってもらうイベントの開催や市内電車へのラッピングなどを実施しています。
環境に関心を持ち、「ボランティアとして、環境を守る活動をしてみたい」と思っている皆さんに向けて、環境の現状について知り、環境ボランティア活動についての基礎知識を習得していただく「広島市環境サポーター養成講座」を開催しています。
環境に興味のある幼児(3歳)から高校生までなら、誰でも参加できる環境活動のクラブです。友達や学校などでグループをつくり、身近な環境活動に自由に取り組みます。広島市では、交流会や環境学習会などを企画し、クラブの皆さんがより充実した活動ができるようサポートしています。
環境問題に進んで取り組む意欲のある事業者と広島市が、しっかりと連携したパートナーシップのもと、互いに協力して取組を進めるために結んでいるのが「ひろしまエコパートナー協定」です。事業者の環境問題に対する取組について公表し、支援・協力をしています。
限りある資源を大切に使う省エネルギー対策などに積極的に取り組んでいる中小の事業所を「ひろしまエコ事業所」として認定し、取組を応援しています。認定された事業所には、認定証と認定ステッカーをお渡しします。また、ホームページ等への認定ロゴマークの使用、さらには、中小企業融資制度(県が企業を応援するためにお金を貸す制度)の環境保全資金(特別融資)を利用いただくことができます。
家庭におけるエネルギー利用を、目に見える形で管理する「エネルギー利用のスマート化」を進めていくため、 住宅に家庭用燃料電池 (エネファーム)、または家庭用蓄電池(充電して電気をたくわえておけるバッテリー)の設置等を行う個人に対して補助金を交付しています。
補助金額 | 3万円/台 |
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集合住宅の省エネルギー化を推進するため、広島市内に新たにZEH-M(ゼッチ・マンション)を建築する建築事業に補助金を交付しています。ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、断熱性能の向上などで省エネを実現し、太陽光発電などでエネルギーをつくることで、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した住宅のことを指します。
住棟評価の区分 | 補助金額 |
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『ZEH-M』 | 25万円/戸 |
Nearly ZEH-M | 12万円/戸 |
ZEH-M Ready | 10万円/戸 |
ZEH-M Oriented | 5万円/戸 |
社名・団体名 | 広島市環境局温暖化対策課 |
住所 | 〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号 |
URL | https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/88/ |